薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会は7月31日、製造販売後調査(PMS)を終えた第1類薬4成分のリスク区分見直し案を了承した。
鼻炎用内服薬の「メキタジン」(佐藤製薬:ストナリニ・ガード)、「エピナスチン塩酸塩」(エスエス製薬:アレジオン10)、「ペミロラストカリウム」(田辺三菱製薬:アレギサール鼻炎)をそれぞれ第2類に引き下げ、解熱鎮痛薬の「イブプロフェン・ブチルスコポラミン臭化物」(興和:エルペインコーワ)は指定第2類に引き下げる。厚労省は今後、リスク区分変更にかかる告示改正の手続きを進める。