【くすりと糖尿病学会】糖尿病薬で認定薬剤師制度‐薬に特化、療養指導士と差別化

2015年8月10日 (月)

ニュース

創薬含めオール薬剤師を視野

 日本くすりと糖尿病学会は、糖尿病の薬物療法に特化した認定薬剤師制度をスタートさせる。臨床現場で使いやすい糖尿病薬の創薬から適正使用まで、オール薬剤師が一体となって薬物療法を実践し、底上げしていくのが狙い。入門編の准認定薬剤師と2階建ての制度で、認定薬剤師にステップアップできるよう設計した。薬物療法に特化した認定制度とすることにより、療養指導全般に詳しい日本糖尿病療養指導士(CDEJ)などと差別化を目指す。准認定薬剤師は来年4月、認定薬剤師は2019年4月から認定をスタートさせる予定だ。

 糖尿病に関わる薬剤師が取得できる認定資格には、CDEJと各地の特性を生かした地域糖尿病療養指導士(CDEL)がある。高度で幅広い専門知識を持ち、薬剤師、看護師、栄養士などの医療スタッフが、チームで糖尿病患者の自己管理を支援するための資格となっている。



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