不動在庫消化サービス推進へ‐メディシス、EMが9月に合弁会社

2015年8月26日 (水)

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田尻稲雄社長

田尻稲雄社長

 医薬品等ネットワーク事業、調剤薬局事業の2事業を中核事業とするメディカルシステムネットワーク(本社札幌市、メディシス)は20日、調剤薬局向けシステム大手のEMシステムズ(本社大阪市)と9月に合弁会社を設立することを発表した。両社は今年4月28日の業務提携以降、双方の経営資源・ノウハウの有効活用等に関し、協議を続けていた。共同出資による新会社「ME-DEX」では、メディシスの医薬品ネットワーク加盟店向けサービスの一つである、不動在庫消化サービス(デッドストックエクスチェンジサービス)を拡大させるための運営管理を主な事業とする。

 9月1日に設立する株式会社ME-DEXは、メディシス東京事務所(東京都港区西新橋)内に置く。資本金3000万円で、出資比率はメディシスが65%、EMが35%。代表取締役には、メディシスの田尻稲雄社長が就く。このほか役員は、取締役(寺内信夫EM常務、蔵本正樹メディシス取締役営業部長)、監査役(原田浩充メディシスアカウンティング戦略部長)を置く。



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