人工知能に100億円要求
文部科学省の2016年度予算概算要求で科学技術予算は、今年度の予算額から1765億円(18.2%)増の1兆1445億円となった。日本医療研究開発機構(AMED)の関連経費として704億円を計上。次世代スーパーコンピューターのポスト「京」の開発に77億円を充てたほか、人工知能とビッグデータ等の統合プラットフォームの整備に新規で100億円を要求した。
ライフサイエンスによるイノベーション創出に955億円を充て、そのうちAMED関連経費として704億円を計上。新規事業として、「次世代がん医療創生研究事業」に57億円を充て、癌の生物学的な本態解明に迫る研究や患者の臨床データに基づいた研究等を推進し、画期的な治療法や診断法の実用化に向けた研究を加速化する。