塩崎大臣は留任
第3次安倍改造内閣の発足に伴い、副大臣と政務官の人事が9日の閣議で決定した。厚生労働省の副大臣に、薬剤師議員で元厚生労働政務官のとかしきなおみ衆院議員(自民)と竹内譲衆院議員(公明)を充て、政務官には、三ッ林裕巳衆院議員(自民)と元大阪府知事の太田房江参院議員(自民)を起用した。塩崎恭久厚労相は留任した。
副大臣、政務官に就任した4氏は、9日夜の初登庁後に会見した。主に労働、子育て支援、年金の分野を担当することになったとかしき副大臣は、政務官時代に厚生分野を担当した経験を生かし、「厚生労働全体を見渡せるよう、仕事をしていきたい」などと抱負を語った。
医療、福祉、介護分野を担当する竹内副大臣は、「いずれの分野も重要な課題を抱えている。国民の皆さんに安心していただけるよう、塩崎大臣を支え、しっかり働いていきたい」とあいさつした。