【エーザイ】ファイコンパの第III相試験、難治性部分てんかんで有効性

2015年11月20日 (金)

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 エーザイは、抗てんかん薬「ファイコンパ」(一般名:ペランパネル)の日本を含むアジアでの難治性部分てんかんに対する第III相試験「335試験」で、プラセボと比較して有意に高い発作頻度抑制効果を示したと発表した。

 同試験は、1~3種類の抗てんかん薬で治療を受けている、難治性部分発作を有する12歳以上のてんかん患者710人を対象とした第III相試験で、併用時のペランパネルの有効性・安全性をプラセボ比較で評価した。その結果、主要評価項目である「投与後28週間当たりの発生頻度変化率」で、プラセボ群の10.8%減に対し、ペランパネル4mg群が17.3%、同8mg群が29.0%、同12mg群が38.0%と有意に減少した。



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