日本保険薬局協会(NPhA)の中村勝会長は14日の会見で、2016年度の診療報酬改定率などに対してコメントした。
中村氏は、改定の別枠で実施される「大型門前薬局等の評価の適正化」によって約40億円(国費ベース)が削減されることについて、「マイナスの中身について、どのように分割されるのかなど非常に関心を持っている。もう少し経営者団体であるわれわれの意見も聞いてほしいと思うが、なかなか情報開示がなされず、この点については今後、NPhA全体が一枚岩になって進められるか危惧しているのは事実」と説明した。