【アステラス製薬】東北大発ベンチャーから遺伝子治療薬導入

2016年2月5日 (金)

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 アステラス製薬は、東北大学発のベンチャー企業「クリノ」から、網膜色素変性症に対する遺伝子治療薬「アデノ随伴ウイルス(AAV)-改変型ボルボックスチャネルロドプシン1(mVChR1)」の全世界での開発・商業化権を導入した。眼科領域と遺伝子治療を強化する狙い。現在は前臨床の段階で、今後はアステラス単独で開発する。

 mVChR1は、緑藻類が持つチャネルロドプシンを改変した光受容イオンチャネルで、幅広い波長の光に反応するのが特徴。元東北大学で現在岩手大学工学部に在籍する冨田浩史教授らが創製した。網膜色素変性症モデルラットに、非病原性ウイルスであるAAVをベクターとしたAAV-mVChR1を硝子体注射で投与すると、mVChR1が網膜神経節細胞に発現し光感知能が回復する結果が得られており、網膜色素変性症患者の視覚回復が期待されている。



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