血漿分画製剤のスペシャリティーファーマ「CSLベーリング」の新社長として昨年11月に就任したジャン・マルク モランジュ氏は9日に都内で会見し、7月から「血友病領域」「免疫・希少疾患領域」「周術期出血領域」の専門組織体制を構築する方針を明らかにした。特に血友病領域を成長の柱に位置づけ、「5年以内に2倍の売上を達成したい」と高い目標を掲げた。
CSLベーリングは、免疫グロブリン製剤「ハイゼントラ」や創傷治癒関連製剤、アルブミン製剤のほか、乾燥濃縮ヒトC1-インアクチベーター製剤「ベリナート」などを販売している。
今後、血友病領域に本格参入する。