米CSLベーリングは、最大投与間隔14日間で使用できる初の血友病B治療薬として血液凝固第IX因子(遺伝子組み換え)アルブミン融合製剤「イデルビオン」について、米FDAから承認を取得した。
イデルビオンは、半減期延長型の静注用製剤で、遺伝子組み換え血液凝固第IX因子と遺伝子組み換えアルブミンを融合したアルブミン融合蛋白製剤。75IU/kgで14日間、トラフ5%を超える高い血液凝固第IX因子活性が維持されたことから、最大14日間投与間隔で承認された。定期補充療法により、出血頻度を低下することが見込まれる。