大手ジェネリックメーカーの東和薬品は、“GE80%時代”に向け、増大するジェネリック医薬品(GE薬)の安定供給体制の取り組みを進めている。先月1日には効率的・安定的に取引先への製品を供給する最適な流通体系を構築、管理を目的に営業本部流通企画部を新設した。
医薬品卸ルートの活用も柔軟に対応
取締役執行役員物流部管掌営業本部長兼流通企画部長の内藤泰史氏は、その狙いについて「売上高の伸長と共に増える物流量に対して、北海道から沖縄までの営業所体制や代理店との連携強化などを図ると共に、エリアや得意先によっては医薬品卸の活用も検討したい」との考えを示す。