日本薬剤師会の森昌平副会長は14日の定例会見で、今月から実施されている新たな調剤報酬の影響を把握するため、6月の実績を調査する考えを示した。
2016年度調剤報酬改定では、薬剤師の職能を評価するための仕組みとして「かかりつけ薬剤師指導料」(70点)と「かかりつけ薬剤師包括管理料」(270点)が新たに導入され、▽患者の同意取得▽3年以上の薬局勤務経験▽同じ薬局に週32時間以上勤務、半年以上在籍▽薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定の取得――など、様々な要件が設定された。