【兵庫県病薬】各事業を県薬と統合‐今春の連携強化を基盤に

2016年5月27日 (金)

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事業計画を承認

橋田亨氏

橋田亨氏

 兵庫県病院薬剤師会は21日、神戸市内で総会を開き、2016年度の事業計画を承認した。今年4月から兵庫県病薬の全ての会員が兵庫県薬にも入会し、両会の連携強化が実現した。その基盤を生かし16年度は学術研修、実務実習、災害医療、地域医療、編集などの事業を兵庫県薬と統合して実施する。このほか総会では16、17年度の兵庫病薬会長として橋田亨氏(神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部長)を再任した。

 あいさつした橋田氏は「これまでそれぞれの病院の中で築き上げてきたチーム医療を地域医療の中で展開し、薬剤師がその一員として専門性を発揮することが期待されている」と指摘。「それを実現するために私たちは最も実行性があり個々の会員にもメリットをもたらす道として兵庫県薬と連携を深め、共通する課題に共に取り組み、一部の事業を統合するとの結論に達した。今後の医療を取り巻く大波に、オール薬剤師として結束して立ち向かっていきたい」とした。



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