【日薬】分業率が70%に到達‐15年度保険調剤の動向

2016年5月31日 (火)

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秋田など3県は80%超

 日本薬剤師会は27日、保険調剤の動向「2015年度調剤分(全保険・速報値)」を発表した。処方箋の受取率(分業率)は70.0%で前年度の68.7%から1.3ポイント上昇。厚生労働省が完全分業を達成するため、1997年に全国37のモデル国立病院に対して指示した「院外処方箋受取率70%以上」をクリアした。また、前回調査で秋田県のみだった分業率80%超が3県に増えた。

 都道府県別の分業率を見ると、「70%以上」が26県(前年度22県)に増加。このうち、80%を超えていたのは、秋田県の84.6%、神奈川県の80.5%、新潟県の80.1%だった。



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