【三菱ガス/日本化薬】抗体医薬製造の合弁会社、2年以内に稼働

2016年6月15日 (水)

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 三菱ガス化学と日本化薬は、バイオ後続品を含む抗体医薬品の国内製造を行う合弁会社「カルティベクス」を三菱ガス化学の新潟工場内に設立したと発表した。資本金は5000万円で、出資比率は三菱化学55%、日本化薬45%で、取締役社長に三菱ガス化学の藤井政志氏が就任。1000~2000Lの培養設備を導入予定で、2年以内の稼働を目指している。

 三菱ガス化学は、従来から保有する培養技術を土台に、台湾のバイオベンチャー「グリコネクス」からの技術移管を通じて、抗体医薬品の製造基盤技術を整備している。2014年にMGCファーマを設立し、抗体医薬の製造プロセスを中心に、開発受託(CDMO)事業に参入している。



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