【化血研】新理事長に早川氏‐経営陣刷新、新体制決まる

2016年6月23日 (木)

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早川堯夫理事長

早川堯夫理事長

 化学及血清療法研究所は19日、評議員会と理事会で、承認書と異なる製造方法で血漿分画製剤を製造し、組織ぐるみで隠ぺいしていた問題を受けて退任を表明していた宮本誠二理事長の後任となる新理事長に、バイオ医薬品研究の第一人者で近畿大学薬学総合研究所の早川堯夫所長を充てる人事を決めた。また、新理事に元明治製菓(現Meiji Seika ファルマ)信頼性保証センター長の木下統晴氏、化血研に在籍していたこともある元アステラス製薬探索研究所長の藤井隆氏の2人が就任する人事を決めた。理事長以下、全理事は退任する。経営陣を刷新し、新体制で信頼回復に臨む。

 新理事長に就任した早川氏は、1941年生まれの74歳。72年3月に大阪大学大学院薬学研究科博士課程修了後、74年に国立衛生試験所生物化学部研究員などを経て、91年に国立衛生試験所生物薬品部部長に就任。2002年に国立医薬品食品衛生研究所副所長などを経て、07年に近畿大学総合研究所特任教授、08年から同研究所所長を務めていた。



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