【田辺三菱製薬】エダラボンを米国申請‐ALS適応では20年ぶり

2016年6月24日 (金)

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 田辺三菱製薬は、自社創製のフリーラジカル消去剤「エダラボン」(日本製品名:ラジカット点滴静注バッグ30mg)について、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の適応で米FDAに申請した。承認されれば、米国で「リルゾール」以来20年ぶりの新規ALS治療薬となり、田辺三菱にとって米国第1号の製品となる。

 エダラボンは、脳梗塞急性期に対する治療薬として2001年に日本で承認され、15年にALSに関する効能・効果で追加承認を取得した。ALSの病態で上昇するフリーラジカルを消去して運動ニューロンを酸化ストレスから保護し、筋萎縮の進行を遅らせる効果を有すると考えられている。国内でのALS治療薬はリルゾールとエダラボンの2種類のみ存在する。



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