【クオール】継続的な健康サポート実現へ‐富士通の情報管理システム、モデル店舗で稼働開始

2016年6月28日 (火)

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 調剤薬局チェーンのクオールは、富士通が構築した健康情報管理基盤を、今月リニューアルオープンした「QOLサポートクオール薬局京王八王子店」(八王子市明神町、旧M&M薬局京王八王子店)に導入し、“健康サポート薬局”を目指すモデル店舗としての運用を開始した。同店では体重・血圧・体組成などの計測や簡易血液検査、骨密度、口腔内細菌数などのチェックができ、これらの情報を富士通がクラウド上に開発した健康情報管理基盤に一元管理することで、薬剤師がより詳細な服薬指導や健康サポートへのアドバイスが可能になる。クオールでは、厚生労働省が示した「患者のための薬局ビジョン」への体制をいち早く整え、まずは同店で稼働した検証結果をもとに全店舗への展開を進めていきたい考え。

 厚労省が昨年10月に策定した「患者のための薬局ビジョン」では、2025年までに全ての薬局がかかりつけ薬局の機能を持つことを目指している。そして薬局としての機能強化に加え、地域住民への積極的な健康の維持・増進を支援する“健康サポート機能”の強化や充実も掲げている。



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