城西大学では、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の協力を得て、薬学部4年生がドラッグストア店舗で研修を行う「城西大学コミュニティファーマシーインターンシップ」をスタートした(期間は8月末まで)。8年目を迎える今年は、JACDS会員企業11社の店舗で、4年生36人が5日間にわたり現場で貴重な体験を積んでいる。
同インターンシップは、あくまでも大学の講義(4年次選択科目の授業)であり、一般に行われる就職が目的の体験実習とは性格が異なる。講義の一環ということで交通費は自己負担であり、店舗での勤務に関しても金銭授受はない。そのため各学生は自宅近くなど、研修を受けたい店舗を希望し、受け入れ企業側と調整を行っている。
今年の受け入れ企業は、ウエルシア薬局、ウェルパーク、カワチ薬品、ココカラファイン、スギ薬局、セキ薬品、ツルハ、トモズ、ぱぱす、富士薬品、丸大サクラヰ薬局の11社31店舗(一部東北エリアを含む)。1日の勤務時間は、店舗により異なるが原則8時間で、研修内容は、▽店舗内外の業務内容見学・補助業務の実習▽あいさつ・身だしなみ・基本姿勢▽商品の販売業務全般▽調剤業務(見学のみ)など。