【武田テバファーマ】特許切れ薬市場トップに‐“タケダ流通”に一本化

2016年10月14日 (金)

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ジェネリック薬の業界再編が商機

松森浩士氏

松森浩士氏

 イスラエルのテバ・ファーマシューティカルと武田薬品の国内合弁会社で、1日付でテバ製薬から社名変更した武田テバファーマは、国内ジェネリック医薬品(GE薬)の業界再編が起こる2020年以降に長期収載品とGE薬の特許期間が満了した医薬品市場でトップ企業を目指す。低コスト化に必須なテバのグローバル製造・流通基盤と、国内は武田の流通網に一本化し、武田から転籍したMR60人を含む300人のMRが医療機関に情報提供する体制を通じて、大幅な売上増を狙う。松森浩士社長は、7日に都内で記者会見し、「業界再編による事業機会を獲得し、シェアを拡大しナンバー1になりたい」との抱負を語った。

 武田テバファーマは、テバが51%、武田が49%を保有する合弁会社で、テバ製薬が武田薬品が販売する長期収載品を譲り受ける形で、GE薬と長期収載品に特化した事業を展開する。4月に合弁事業をスタートさせていたが、半年間の準備期間を経て本格的な事業を開始することになった。



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