ウェザーニューズが発表
気象情報サービスのウェザーニューズ(本社千葉市)は、来年(2017年)の花粉シーズンにおける全国の花粉飛散傾向(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)を発表したが、今年の西日本を中心とした猛暑の影響で、花粉の雄花の生育に適した気象条件となったことから、来春の花粉飛散量は全国平均で平年の1.2倍、多いところで1.5倍を見ている。特に今年の花粉飛散量が少なかったこともあって、来春は全国平均で4.3倍、近畿や九州では8~10倍のエリアも予想している。
今回の発表に関し、ウェザーニューズでは「来年の花粉の飛散傾向を知らせることで、花粉症に悩む人に早めの対策を取ってもらい、少しでも花粉シーズンを快適に過ごしてもらうことが目的」としている。