【MR認定センター】「MRに欠けているのは態度やマナー」‐教育研修セミナー開催

2013年9月6日 (金)

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問われる“医療人としての姿勢”

2013年度教育研修セミナー

2013年度教育研修セミナー

 MRの医療知識・技能は向上しているが、態度やマナーの面でまだまだ改善が必要――。8月31日に開催された「2013年度教育研修セミナー」では、知識偏重の導入教育からの脱却や医療ニーズへの対応など、MR教育に関して様々な問題が提起された。医療機関への訪問規制などを背景に、「研修で培った知識や技能を現場で活用できない」というMRも多い一方で、医療現場からは“医療の一翼を担うMR”が求められる傾向にあり、医療人として必要な態度やマナーをどう教育していくかが課題として浮き彫りとなった。

 MR認定センターは、製薬企業など210社の教育研修責任者を対象に「MR教育研修に関するアンケート調査」を実施。「導入教育の目的として優先している教育内容」として上位五つの項目を選択する形式で聞いたところ、「コンプライアンス」や「倫理観、マナーの習得」を「優先すべき、優先する」と回答した企業は多かった一方、上位三つを選択する質問では、それらの回答が少なかった。この結果についてMR認定センターの総務部長の近澤洋平氏は、「認定試験対策や自社製品知識の習得が優先され、マナーやコンプライアンスは後回しになっている」との課題を挙げた。



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