薬事分科会長も続投
薬事・食品衛生審議会は1月27日に総会を開き、委員の互選により、会長に京都大学大学院薬学研究科薬品動態制御学分野の橋田充教授を再選した。橋田氏は、薬食審の薬事分科会長にも選出され、2期連続で会長と兼務する。会長代理には、橋田氏が秋田大学大学院医学系研究科環境保健学の村田勝敬教授を指名した。
2期目の薬食審会長に選出された橋田氏は、「審議会は、医薬品、食品などの製造販売承認の審査、安全性評価などを行い、また関連する制度について議論することを通じて、国民の日常生活に一番近いところで健康を支え、安心・安全な生活を提供するという非常に重要な役割、責任を担っている」と強調した上で、「会長職を務めてきた、この2年間における社会の動きを振り返ると、審議会の責任はますます重くなっていると感じている。2年間の経験を生かし、さらに充実した審議が行われるよう審議会の運営に当たっていきたい」とあいさつした。