さいたま市とさいたま市産業創造財団は、基盤技術を持つ埼玉県内の中小企業に対し、医療機器関連分野への新規参入や事業拡大を支援する「さいたま医療ものづくり都市構想」の取り組みの一環として、医用レーザー機器の商品化などを目的とした「さいたま医療ものづくり道場」を開催した。今後11月までに全4回のプログラムを行う予定。共催する日本レーザー医学会と埼玉県内のものづくり企業の医工連携を支援することで、医療ものづくりコミュニティの形成を推進し、試作品の共同開発・商品化等を目指していく。
さいたま市では、医療機器分野を成長戦略として位置づけ、基盤技術を持つ研究開発型ものづくり企業の新規参入・事業拡大を支援する取り組みとして、昨年度を初年度とする10カ年計画「さいたま医療ものづくり都市構想」をスタートさせている。