厚生労働省の武田俊彦医政局長は1日、就任後初めて専門紙の共同会見に応じ、後発品の数量シェア80%を達成する目標に関して「医薬品産業強化総合戦略」に言及。「産業構造の転換が80%の意味」とし、「少しでも医薬品産業が競争力のある産業となるよう、後発品の80%目標と合わせて取り組んでいきたい」と語った。
武田氏は、総合戦略で後発品80%時代における産業戦略が打ち出されたことについて、「後発品だけの問題ではなく、医薬品産業全体に大きな影響を与える目標設定と感じた」と振り返った上で、「後発品80%の達成時期が近づいている中、これまで以上に様々な面から使用促進に取り組んでいく」との方針を強調した。