日本医療機能評価機構は、2016年に医療機関から報告された医療事故情報の年報を公表した。報告件数は3882件で過去最多となり、事故の概要は「療養上の世話」が1430件(36.8%)で最も多く、次いで「治療・処置」が1168件(30.1%)で続いた。事故の程度では「障害残存の可能性がある(低い)」が1101件(28.4%)で、「死亡」は338件(8.7%)だった。
昨年1年間に同機構に報告された医療事故情報で、事故の概要について見ると、療養上の世話が1430件(36.8%)、治療・処置が1168件(30.1%)、「その他」が479件(12.3%)、「薬剤」が270件(7%)だった。