【サンスター】神戸大と合弁、非臨床CROに参入‐バイオ薬のウイルス評価

2017年9月29日 (金)

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左から森定栄人会議長と小谷知子社長

左から森定栄人会議長と小谷知子社長

 神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科の教員を中心とした創業メンバーや科学技術アントレプレナーシップ、サンスターは、共同でバイオ医薬品の開発支援を行う新会社「ViSpot(バイスポット)」をきょう29日付で設立する。国内非臨床CROとして、バイオ医薬品の製造工程でウイルス安全性評価試験での受託を目指す。設立当初は神戸大学内に本社を置くが、施設の設備が整い次第、神戸市中央区の神戸医療イノベーションセンターへ移転する予定。来年4月にラボを稼働し、受注は夏ごろ、3年後には黒字化を計画する。

 バイスポットは、サンスターグループ執行役員の森定栄人氏が取締役会議長、非臨床CRO「バイオリライアンス日本法人」の小谷知子元社長が社長を務め、代表取締役2人体制でスタートする。資本金は4000万円。神戸大学教員の兼業、サンスターからの出向、新会社での新規雇用などを含め、数人で活動開始する。

【お詫びと訂正】

 記事中、社長名は小谷知子氏、元バイオリライアンス日本法人社長でした。お詫びして訂正します。



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