【国際製薬医学会】「開発専門家」認定を正式開始‐企業の人事考課に客観指標

2017年10月17日 (火)

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 国際製薬医学会は、医薬品開発の職場における実務遂行能力を国際基準で認定する新たな「医薬品開発スペシャリスト」(SMD)の正規プログラムを開始した。昨年実施したパイロット事業の検討を踏まえ、新たに職場単位で5人以上のグループ参加も受け入れる。実務遂行能力評価の国際標準を導入することで、製薬企業や医療機関の職場における公正で客観的な人事評価に役立ててもらいたい考え。目標を達成した修了生の社員や職員には国際認定証が発行され、外部的な実務能力の証明にもなるため、優秀な人材確保にもつながることが期待されそうだ。

 同プログラムは、製薬医学教育の認証を行う欧州のNPO「ファーマトレイン」が定める国際カリキュラムの要件を満たすと判定された人を第三者的に認定するもの。体系的な教育カリキュラムや評価基準が確立されていない国内の製薬企業や医療機関の職場で導入することにより、客観的に開発実務の遂行能力を評価し、医薬品開発のスペシャリストを育てるのが狙い。



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