独バイエルヘルスケアグローバル血液領域事業グローバル・パイプライン&ポートフォリオ・マネジメントヴァイスプレジデントのニコラス・ミュラー氏は、7日の記者会見で、血友病事業の方向性について、「薬剤で疾病管理できるようにしたい」と述べ、第II/III相試験実施中の遺伝子組み換え型第VIII因子製剤「Bay94-9027」に加え、遺伝子治療薬や経口治療薬の開発に取り組む考えを明らかにした。
バイエルは、1993年に遺伝子組み換えの血友病治療剤「コージネイト」を国内で発売。それに続く製剤として、遺伝子組み換え第VIII因子製剤「Bay94-9027」の開発を進めている。