医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、今年9月30日までに実施した薬事戦略相談の実績を公表した。担当者が事業内容や手続きを説明する「個別面談」が528件、相談内容を整理する「事前面談」が558件、審査チームと科学的に議論する「対面助言」が122件と、初めて100件を超えた。
個別面談は、医薬品関係が167件(32%)、医療機器関係が329件(62%)、再生医療関係が32件(6%)行われた。医薬品の相談は、大学が84件、企業・ベンチャーが62件と確実に増加しているが、医療機器では企業・ベンチャーが206件と圧倒的に多く、相談件数は200件を突破した。