高齢者の多剤適正使用指針、厚労省検討会でも概ね了承‐4月中旬メドに全国周知へ

2018年3月15日 (木)

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 高齢者が多種類の医薬品を服用しているポリファーマシーを是正するための「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」案が9日、高齢者医薬品適正使用検討会でも議論され、概ね了承された。2月21日の作業部会で了承された指針案を検討会でも議論し、内容がほぼ固まった。4月中旬をメドに全国の医療機関に周知し、来年度から疾患領域別・療養環境別の詳細な指針の検討を始める。

 指針は、診療・処方時に参考となるガイダンスとして位置づけ、ポリファーマシー対策に関する普遍的な考え方を盛り込んでいる。章立ては、▽ポリファーマシーの概念▽多剤服用の現状▽薬剤見直しの基本的な考え方・フローチャート▽多剤服用時に注意する有害事象と診断、処方見直しのきっかけ▽多剤服用の対策としての高齢者への薬物投与の留意事項▽服薬支援▽多職種・医療機関および地域での協働▽国民的理解の醸成――で構成。



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