MSDのヤニー・ウェストハイゼン社長(写真)は13日、都内で会見を行い、昨年の国内売上高で前年比15%増の3587億円を達成したことを受け、「素晴らしい成長の1年だった。IQVIAのデータでは、最も成長率の高い企業であった」と収穫が大きい1年だったと振り返った。今年は新薬申請数を二桁に乗せ、高い成長を目指す方針。
昨年のグローバル売上高は、1%増の401億ドル。国内売上高は、グローバル全体の8.6%を占め、国別では米国に次いで日本が第2位の市場となっている。C型肝炎治療薬「エレルサ/グラジナ」、抗PD-1抗体「キイトルーダ」などが堅調に推移した。