臨床検査受託を手がけるみらかホールディングスは、総額750億円を投じ、東京都あきる野市に、関東1都6県の一般検査と全国の特殊検査を担う「新セントラルラボラトリー」を建設すると発表した。建設期間は来年2月~2020年6月で、21年4月頃の稼働を見込む。人工知能(AI)やロボットの導入によりラインの自動化を図り、既存の八王子ラボと同規模の検体数で、一般検査の1検体当たりの固定費30%削減を目指す。
将来的には受託能力を一般検査と特殊検査の合計で、八王子ラボの2倍に相当する1日30万検体にまで引き上げたい考えだ。