政府は5日、新型インフルエンザ発生時に緊急的な医療を提供する社会的役割があると位置づけ、優先的にワクチンを接種する病院、薬局等の医療関係者について、年内から登録を開始する方針を示した。都道府県が医療機関、診療所、薬局等に登録申請書を送付。12月から登録を開始し、来年3月には全ての医療関係者の登録を終了させる予定となっている。
6月に閣議決定された新型インフルエンザ等対策政府行動計画では、予防・蔓延防止の項目で、プレパンデミックワクチン等の特定接種の対象となる登録事業者に、医療を提供する社会的役割があるとして薬局を明記した。