東京都薬剤師会は6日、一般薬のインターネット販売に関する新ルールに対して、「患者・消費者との対面による販売が安全性確保の観点から必須」と主張してきたことが、十分に理解が得られず、甚だ遺憾な結果だとする見解を発表した。
一方で、今年1月の最高裁判決が示されて以降、いわば「無法状態下」で一般薬が販売されていた状況に、一定のルールが定められることで無法な状態が改善され、一般薬を国民・患者が安全で安心に使用できる環境が整えられることは、規制の程度に賛否はあるものの、「検討に加わった関係者の努力に敬意を表する」としている。