【医学アカデミー薬学ゼミナール】第106回薬剤師国家試験に向けての効率的な勉強方法

2020年3月1日 (日)

薬学生新聞


教育推進部部長 病態・薬物治療講師 村上 理、教育課/オンライン教室 化学講師 原田 真理、教育課 法規・制度・倫理講師 堀川 絵里

 2月22日(土)、23日(日)に第105回薬剤師国家試験(国試)が実施されました。いよいよ、次回から実施される第106回国試から新出題基準による国試となります。今までと出題基準が変わることに不安を感じている方もいらっしゃると思いますが、既に近年の国試でもその傾向を読み解くことができますので、既出問題をしっかり理解して本番に挑みましょう。例えば、改訂コアカリで同じ分野に分類された薬理と薬物治療は、既に国試(理論問題)で連問として数問出題されています。国試の勉強においても、両領域のつながりを理解しながらの学修が必要となります。また、実務実習中に体験してほしいとされている「八つの代表的疾患※」の出題も多くなっています。出題基準変更のポイントを踏まえて、効率的な学修を進めていきましょう。

 今号では、第106回国試に向けて勉強をスタートさせる皆さんに効率的な学修方法をお伝えしたいと思います。

※癌、高血圧症、糖尿病、心疾患、脳血管障害、精神神経疾患、免疫・アレルギー疾患、感染症

国試の勉強Q&A

 まずは、薬ゼミ講師たちが国試勉強中の方から受けることが多い質問とアドバイスを紹介します。

 ――どの科目から勉強したらいい?

 苦手意識が強く学修に時間のかかる基礎科目や計算から始めましょう。生物から薬理、薬理から治療、治療から実務というように少しずつ知識をつなげることが大切です。

 ――卒業試験と国試の勉強は一緒でいい?

 卒業しないと国家試験は受けられないからと別々に考える学生が多いですが、答えを丸暗記するのではなく、内容を理解する学修をしていればどちらにも対応できるはずです。

 ――授業も研究もあって勉強する時間がない。どうしたらいい?

 授業、卒業研究、就職活動。毎日忙しいですよね。でも『勉強は家でするもの。勉強は机に向かってするもの。』という考え方を変えれば意外と時間は作れるものです。

 朝の10分間、通学時間、お昼休み、入浴時、スマホやタブレットがあればどこでも学修できますよ!例えば、オンラインアプリなど薬ゼミでも一部無料で使用できるツールがあるので、HPを覗いてみてください。

学修ツールの例示:新青本

●新青本(分冊)、●参考書(青本)見本ページ

 薬学ゼミナールでは、新出題基準に対応するため、青本を刷新し、2019年11月に新青本として発刊しました。新青本は新出題基準に完全対応しているだけでなく、フルカラーとなって自己学修での理解を進めやすくしたほか、参考書(青本)と問題(青問)の2分冊にし、青問部分では既出問題7年分相当+オリジナル問題と、国試対策として十分な演習量を収載しています。

●問題集(青問)見本ページ

 106回国試に向けて、勉強の入り口としては、既出問題の傾向を掴んでおきましょう。出題基準は変更しても、薬剤師として求められる基本的な知識は変わりません。また、勉強を始めたばかりの段階では、参考書を読んでも「どこが大事なのか」「何を覚えたらよいのか」などがうまく分からないことがあります。これが苦手な科目であれば尚更です。そこでまずは各新青本の青問で既出問題を確認しましょう。青問では、既出問題を赤、オリジナル問題をそれ以外の色の枠で示しています。更に、既出問題は出題当時の正答率も記載していますので、正答率の高い既出問題から優先順位をつけて演習していきましょう。ページは、見開きで構成(左に問題、右に解答解説)されていますので、なるべく右ページを見ずに演習できると良いでしょう。問題は、出題基準順に並んでいますので、じっくり時間が取れる場合には、青本の該当箇所に戻って前後の知識を含めた内容確認をすることも重要です。

 早いうちに国試の形式や出題傾向・頻出範囲を知り、国試対策が本格化する前に自身の得手不得手を把握することで、その後の勉強を進めやすくしておきましょう。

●新青本の特徴
  1. わかりやすいフルカラー印刷(業界初!)
  2. 参考書(青本)と問題集(青問)の2分冊
  3. 青本・青問の収載問題は、見やすい見開き(左ページに問題、右ページに解答解説)


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