厚生労働省は13日、後発品の使用状況に関する2013年度調査の結果速報を、中央社会保険医療協議会総会に示した。
薬局で取り扱う全処方箋で「後発品への変更不可」となっておらず、1品目でも後発品を調剤した処方箋は43・8%と前回に比べて6・0%上昇。そのうち、1品目でも先発品から後発品に変更した処方箋も25・6%と4・6%増えたほか、積極的に取り組んでいる薬剤師の割合も前回から21・1%も増加するなど、後発品調剤が着実に進んでいることが分かった。
薬局で取り扱う1週間の処方箋枚数のうち、1品目でも「変更不可」となっていない処方箋は81・5%と前回から4・8%増え、そのうち1品目でも後発品を調剤した処方箋は43・8%と6・0%増えた。これら処方箋のうち、1品目でも先発品を後発品に変更した処方箋も4・6%増えて25・6%となった。一方、全て変更不可となっている処方箋は18・5%と4・8%減少し、後発品調剤が着実に進んでいることが分かった。