【日本薬学生連盟】薬学部ってどんなところ?‐新入生向け座談会

2022年4月15日 (金)

薬学生新聞


薬学部2年生の千原さん(左下)、三俣さん(右下)に、日本薬学生連盟の山沢(右上)、高井(左上)が話を聞きました

薬学部2年生の千原さん(左下)、三俣さん(右下)に、日本薬学生連盟の山沢(右上)、高井(左上)が話を聞きました

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。4月から始まった大学生活に希望や不安など様々な感情を抱いていると思います。今回は、今年度から2年生になった薬学生の千原鋭思さん(明治薬科大学2年)、三俣遥音さん(昭和薬科大学2年)のお二人に、日本薬学生連盟会長の山沢智(日本薬科大学6年)と同広報統括理事の高井薫子(東京薬科大学2年)がこれまで1年間の薬学部での生活についてお話をうかがいました。新生活の参考にしてください。


 高井 お二人はなぜ薬学部を目指そうと思ったのですか?

 千原 自然科学をやりたかったからです。自然科学を学んで、それを医療的な面で活かせたらかっこいいなというのが理想で。高校では化学と物理を選択していて、学んでいくうちに面白そうだなという感じがあって、そこから薬学部に入りました。

 親が工学部だったので工学か、化学を学べる学部の二つしか僕の中に選択肢がなかったので、化学を医療に生かせる薬学部に行こうかなって感じでした。

 高井 確かに、薬学部には化学系の授業も多いですよね。三俣さんは、なぜ薬学部を目指そうと思ったのですか?

 三俣 小さい時から薬剤師になりたいという夢がありました。小学校の卒業文集にも薬剤師になりたいと書いていて、友達の間でも有名になるほどでした。

 高井 小さい頃から薬剤師になることが夢になったのは、身近に薬剤師の方がいらっしゃったからですか?

 三俣 薬剤師を目指したきっかけは、色々な職業体験ができる施設で、薬剤師の仕事を体験したことです。理由は覚えていませんが、体験後、第一声が「薬剤師になりたい!」でした。

 高井 そこから変わらずに薬剤師になるという夢を抱き続けて、薬学部に入学されたのはすごいですね。

入学後のイメージの違い

 高井 1年間過ごしてみて、入学前の薬学部に対するイメージと違ったところを教えていただきたいです。

 千原 入学前、勉強は大変だろうなと思っていました。周りに薬学部に進学する人がいなかったため、薬学部はどんなところか、ユーチューブを参考にしてイメージを膨らませていました。ですが、1年生の間はさほど大変ではなかったです。

 半分は高校の復習で、もう半分は薬学部らしい勉強をしているな、といった印象でした。そこまで授業についていけないといった感じではなく、1年を過ごすことができました。

 高井 三俣さんはどうですか?

 三俣 入学前のイメージは、もちろん大変なのは分かっていたので、本当に勉強を頑張らないといけないと思っていました。実際に入学して高校の復習もありましたが、とにかく勉強の量が多いので、想像以上に1年間大変でした。

 僕はアルバイトを掛け持ちしていて、週5日も入っていたので、授業についていけないことも結構あり、後期のテスト前は特に大変でした。週5日はさすがにやりすぎたと思っています。勉強時間を確保するためには、週3日程度が一番良いと思います。アルバイトのやりすぎには気を付けてください!

 山沢 入学前楽しみにしていたことはありますか?

 三俣 同じ目標を持つ人たちに出会えるのをとても楽しみにしていました。

 千原 僕は大学に入ったら研究をしたいと思っていました。白衣を着て実験器具を扱う姿がかっこいいという印象がありましたが、コロナ禍ということもあり、実験はあまりできなかったです。

勉強は友達と一緒に

 高井 学業とアルバイトなどの両立の工夫について教えてください。

 三俣 毎日30分でも良いので自習する時間を作ろうとしていました。その習慣はやって良かったと思いますね。

 高井 それってなかなかできることではないと思います。私も見習います!

 三俣 自分でも良いなと思ったので、ぜひやってみてください!

 千原 勉強ってやり始める時が1番辛いと思います。そのため、テスト期間中は友達と一緒に勉強していました。

 高井 友達と勉強するのはおすすめですよね!私もテスト期間中は毎日、朝から友達とzoomをつなげて夜遅くまで勉強していました。勉強の途中で洗濯物を干しに行ったり、共同生活のような雰囲気もあって楽しかったです。

 千原 見られている感じがあると、やらなきゃ!となるのでいいと思います。

 高井 そうですよね。友達と勉強することは薬学部では大事だなと思いますね。そのためにも友達作りは本当に大事になってきますね。

 千原 情報を集めるためにも大事ですよね。

薬学部って勉強だけしかできない?

 高井 この1年で力を入れたことは何ですか?

 千原 僕は特に力をいれたと言えることが無いのです。アルバイトして、勉強もしていたらそれで1年が過ぎていた感じです。

 高井 オンライン授業ということもあり、満足にやりたいことができなかったということはありますか?

 千原 やりたくてもやれなかったというよりは、薬学部のイメージがもっと大変そうだったため、守りに入っていた感じです。もっと積極的に活動してもよかったなと思います。

 三俣 人とのつながりを作ることを頑張りました。入学してすぐに日本薬学生連盟に入り、アルバイトも始めました。色々なところに縦横のつながりを作りたいと思って動いた結果、色々なことができて、成長できたと思っています。

 高井 私は同様の質問をされた時、「アルバイトを頑張りました」「勉強を頑張りました」といった具体的な行動を答えるのですが、三俣さんは目標を掲げて1年間行動して、その目標自体を頑張ったこととして挙げられることがすごいなと思いました。

新入生へメッセージ

 高井 この春、薬学部に入学された方々に向けて、メッセージをお願いします。

 三俣 勉強は確かに大変ですが、友達と一緒に取り組むなど工夫次第で乗り切れると思います。自分のやり方次第で色々楽しめる学部だと思っているので、きつそうなどネガティブな感情を抱かずに、本当に楽しいところもたくさんあるよ、と思って過ごしてほしいです。

 千原 三俣さんに付け足しみたいな感じになるのですが、テストが大変って言っている中には、楽しいも2割ほど含んでいると思っていて。だから、あまり身構えなくていいかなと思います。

 大学に入ると、アルバイトもできるし、自分のやりたいことも沢山出来ると思っています。もちろん勉強もやってほしいし、でも勉強以外のこともやりたいことはやっていた方がいいと思います!意外と時間はあるので、どんどん色々なことにチャレンジしてほしいです。


座談会を終えて

 今回、お二人から薬学部での1年間について色々とお話を伺いました。私自身、1年前「勉強ばかりで、アルバイトや部活動なんてやっていられないだろうな」と思っていました。しかし、日本薬学生連盟での活動やアルバイト、部活動など、多岐にわたって様々な活動に取り組むことができました。私の実体験と千原さんと三俣さんのお話を通して、皆さんに覚えておいてほしいことはひとつ。挑戦する気持ちがあれば、薬学部でも、どれだけ勉強が大変でも、様々な活動に取り組むことはできます。そして、1年後の自分は、想像以上に成長します。この記事を通して新入生の皆様の新たな挑戦を後押しできれば幸いです。これからのご活躍、心より願っております(高井薫子)



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