メディセレスクール社長
児島 惠美子
こんにちは。メディセレのしゃっちょう、児島惠美子です。先日、分身ロボットカフェを体験してきました。これは、ALSなどの難病や重度障害で外出困難な人々が、パソコンで自身の分身となるロボットを遠隔操作して接客するカフェです。
東京の日本橋に常設されていますが、神戸に期間限定でオープンすると聞き行ってきました。開発者の吉藤オリィさんの講演も聞くことができました。そもそもはオリィさん自身の体調不調と孤独経験から生まれた発想。テクノロジーで働き方を改革し、それが障害者雇用にもつながるなんて、なんと素晴らしい!マイナス経験をプラスに転化して事業構築だなんて、私の発想と同じだわ!と勝手に親近感(私は薬剤師国家試験不合格の体験から国試対策を始めて、メディセレを起業しました)
オリィさんは、当初は自分の顔のロボットを創りましたが不評で、そこから今のロボットに進化したとのこと。これがまた、ロボットなのですが、動きがかわゆいのです。中のパイロットはおじさんだったりするのに、子供たちが近づいて話しかけてくれるので、嬉しいとのこと。
私たちのテーブル担当者は、宮崎県に住む電動車椅子で生活する女性でした。まさに遠隔!オススメのメニューを教えてくれたり、テーブルの私たちの写真を撮ってくれてデータを送ってくれたり、ロボットのかわゆい仕草で癒されたり、ちょっとした会話を楽しんだりと、なかなか素敵な時間を過ごさせてもらいました。
医療現場にもロボットが導入されてきています。メディセレ薬局にも調剤ロボットがあります。医療現場こそロボットに手伝ってもらいながら、人のぬくもりも一緒に届けることを考えていかないといけないと思いました。