【AJD】異業種ボランタリーチェーンが商品供給で提携‐加盟Dgsの食品強化を支援

2014年3月4日 (火)

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調印後、握手するAJD・杉山貞之社長(左)と全日食・平野実社長

調印後、握手するAJD・杉山貞之社長(左)と全日食・平野実社長

 薬系ボランタリーチェーン(VC)大手のオールジャパンドラッグ(AJD、杉山貞之社長)は2月25日、約1800社の中小スーパーが加盟する全日本食品(東京足立区、平野実社長)と、相互売買に関する業務提携を行った。AJD側は、加盟企業向けPB商品(医薬品を除く日用品・衛生用品・健康食品など)を全日食チェーン加盟店に供給し、全日食側は得意とするNBメーカー商品(一般加工食品、冷蔵・冷凍)、生鮮(青果・水産・精肉)のアウトパック商品等を、AJD加盟のドラッグストア等に供給する。両社では今後、共同でタスクフォースを設け、新たなPB商品の開発も念頭に検討していくという。

 昨今、小商圏内では業態を超えた顧客の奪い合いが激化している。会見で両社は「競争環境の変化に合わせて、店頭をいかに進化させることができるか。それが生き残りのカギとなるとの共通認識が、背中を押した」ことを挙げた。なお、両社とも日本ボランタリーチェーン協会(東京台東区)の正会員として、古くから活動を共にしてきた関係にあった。



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