医薬品卸の岩渕薬品(千葉県佐倉市)は15日、千葉市内で創業100周年記念式典を開催し、薬業界、地元の関係者300人以上が出席して祝った。「感謝百年。」「そして次の100年へ―全社一岩」をスローガンに掲げた式典で岩渕康昭社長は、100年に及ぶ先達の勤勉努力と関係者の厚意・支援に謝辞を述べると共に、「夢を求め、貪欲に攻めの経営で200年存続にチャレンジする。社内イベントでは、変革への迅速、適正な対応、卸機能の充実向上に一層の努力を誓い合う予定だ。岩渕薬品は医薬品流通で人々の健康と社会に奉仕し、社会の公器として企業の社会的責任を果たしていく」と抱負を述べた。
今や関東における唯一の独立卸となった同社は、世界・日本が激動していた1914年に創業し、その後の曲折を経て今年100周年を迎えた。