武田薬品の次期社長に内定しているクリストフ・ウェバー氏が最高執行責任者に着任し、長谷川閑史社長と2日に記者会見した。ウェバー氏は「グローバル・リーダーとして、全ての国で医師・患者・社員・ステークホルダーの全てにとってベスト・イン・クラスの企業になることが重要。それに必要なものが武田には揃っている」と手応えを示した。長谷川氏は「トンネルの先に見えた明かりは確実に近づいている。さらにそのスピードを上げることを期待している」と語った。
英グラクソ・スミスクライン出身のウェバー氏は、これまでの幅広い実績から「全ての疾患領域を経験していることが私のアドバンテージ。製品の特性を素早く理解して次に何をしなければならないかを考えることもできる」と自身を紹介した。