東薬大・長春中医薬大が共催
東京薬科大学では国際交流事業の取り組みとして、昨年5月に中国の長春中医薬大学と学術交流協定を締結し、中医学・中薬学の分野を中心とした交流を展開している。その活動の一環として、両大学の共催による「中国医学実践講座」が先月末からスタートした。〔写真は開講式に集まった東薬大笹津学長(左から4人目)、今西理事長(同5人目)をはじめとした講師陣〕
東薬大と中国との交流は、百年以上の歴史があるという。近年では1984年に、中国中医科学院との間で学術交流が開始され、これまでに40人以上の同院の研究員が東薬大に滞在し、研鑽を積んでいる。これらの研究員は日本で博士の学位を取得し、現在その多くが中医科学院において教授、副教授などの指導的地位に就いている。