厚生労働省が15日にまとめた、2013年の国民生活基礎調査(大規模調査)の結果によると、病気やけがで病院などに通院している人は、人口1000人当たり378・3人で、10年の調査と比べ2・2%増加。傷病別に見ると、男女とも「高血圧症」での通院者率が最も高かった。
13年は、3年ごとの大規模調査の年に当たり、毎年行っている世帯数や所得の推移などに加え、健康状況も調べた。人口1000人当たりの通院者数(通院者率)は、年齢が高くなるに従って上昇し、65歳以上で690・6人(10年調査時679・4人)、75歳以上では735・0人(721・9人)だった。