クオールが調剤薬局事業を展開する同業と、共同入札を目的に集結した「医薬品調達機構」は、7日に開いた第4回会合で、会員企業へのアンケートによる妥結状況が報告された。「4~6月」分については16社中8社が妥結、2社が一部妥結、6社が未妥結、「7月~来年3月」分については16社中8社が妥結、1社が一部妥結、6社が未妥結(未回答1社)としている。
同機構代表で、クオール専務(クオールSDホールディングス社長)の高田龍三氏は、「各社に聞いたところ、今月中には全社妥結の見込みのようで、機構メンバーに関しては、ほぼ未妥結は免れたという感触。9月始めに再び確認のためのアンケートを実施したい。次は3月入札に向けての準備となるが、できれば(現在参加の)このメンバーで一緒にやっていきたい」とする。