武田薬品と米オレキシジェン・セラピューティックスは抗肥満薬「コントレイブ」が米国で現地時間10日に販売許可を取得したと発表した。武田は代謝性・循環器疾患領域の重要な製品ポートフォリオに位置づけ、今秋に販売を開始する予定。
コントレイブはオピオイド拮抗薬であるナルトレキソンの徐放製剤と、ドーパミン/ノルエピネフリン再取り込み阻害薬であるブプロピオンの徐放製剤を配合している。BMI30kg/m2以上の成人肥満症か、少なくとも1つ以上の体重関連合併症を有するBMI27kg/m2以上の成人体重過多の患者に対し、食事療法と運動療法による体重管理の補助療法として使用する。