【参天製薬・中間決算会見】欧州は国ごとに優先度検討‐メルク事業獲得を足掛かり

2014年11月13日 (木)

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 参天製薬取締役副社長執行役員の古門貞利氏は7日、米メルクからの眼科用医療用医薬品事業の買収に伴う欧州での販売体制について「国ごとに販売の時期、市場規模の優先順を考えながら検討していく」と説明。今回の買収に伴い新たにスイス、イタリア、イギリスに拠点を設置すると共に、今後スペインにも設置予定。「一気に西欧の主要国の足掛かりをつかんだ」とした。

 上期は消費税増税の仮儒や薬価引き下げで長期収載品目は大きく影響を受けたが、下期に向けて「新製品の価値最大化を戦略としてそのギャップを埋めたい」と強調。減少傾向にある一般用医薬品は「事業としては利益を生み出している。高価格帯製品を中心に販促をかけていきたい」という方針を示した。



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