血圧、脂質はほぼ目標値
厚生労働省が9日に発表した2013年「国民健康・栄養調査」によると、BMI25以上の肥満者の割合は、男性で増加に歯止めがかかる傾向が続いており、女性は減少傾向が続いていることが分かった。また、生活習慣病に影響する血圧やコレステロールの平均値は、男女ともに昨年度からスタートした第2次「健康日本21」で掲げる目標値にほぼ一致する結果となった。
肥満者の割合を年齢別で見ると、男性は40歳代で34.9%、女性は70歳代以上で27.1%と最も多かった。第2次「健康日本21」で肥満者割合を28%とする目標値を掲げた20~60歳代男性では29.0%、19%の目標値を掲げる40~60歳代女性では19.6%と、概ね目標値と一致した。また、BMIの範囲が18.5~25の適正体重者は、男女ともに60%を超えた。