塩崎恭久厚労相は6日、閣議後の記者会見で、今年最大の課題に、持続可能性のある社会保障制度改革の実現を挙げ、「長い目で見た日本の地域を含めた医療、介護を一体的に考えていく大きな改革のスタートの年になる」と語った。
塩崎厚労相は、年頭に当たって、社会保障制度改革の実現に取り組んでいく意欲を示し、「昨年の総選挙でも争点になったが、消費税を10%に引き上げる時期を1年半、先送りすることになったが、社会保障と税の一体改革については、大きな枠組みを変えずにやり切るということであり、私としては引き続き、今年も社会保障制度改革に大きな焦点を当てていかなければならないと思っている」と述べた。