医師・医療従事者向け情報サイト運営のケアネット(東京千代田区)は、同社医師会員1000人を対象に「一般名処方」に対する意識調査を実施した結果、一般名処方加算が導入されて1年超が経過したものの、半数以上の医師が現在も一般名処方を行っていないことが明らかになった。
後発医薬品使用促進策の一つとして、昨年4月に「一般名処方加算」が新設されたが、一般名処方の実施有無を聞くと、「行っている」17・4%(昨年6月の前回調査は15・1%)、「一部行っている」25・4%(同19・3%)であり、何らかの形で一般名処方を行っている医師は全体で42・8%(同34・4%)と、半数以下にとどまった。